口や喉などいわゆる頭頸部がん等の手術により永久失声、または一時的に失声状態となった人たち向けに、本人の声での会話を支援することを目的としたiPadアプリです。
このアプリは、当社が兵庫医科大学 歯科口腔外科学講座と共同で研究、開発した成果を製品化したものです。
実際に失声状態となった人たちの思い、「自分の声で話したい」、「簡単に使えるもの」を実現することを目指して開発しました。
兵庫医科大学での検証を重ね、入院時や日常生活で使用する頻度の高い約80語のアイコンを標準で準備しています。(任意の音声も追加登録可能)
アプリの利用前に本人の声を録音すれば、手術後も本人の声で会話ができます。
特徴
- 利用者本人の声で発話ができます。
- アイコンを選択するだけで、簡単に発話できます。
- 会話のシーンに合わせて、候補の音声(アイコン)を自動的に表示されます。
- タブレット端末用アプリなので、簡単操作で、持ち運びに便利です。
- ネット接続不要なので、いつでもどこでも利用可能です。
主な機能
- 本人の声を録音して、発話時に再生
- 音声をアイコンで表示し、直感的で分かりやすい操作性
- 約80語の音声と、それを使った会話シーンを標準装備
⇒ 録音すれば、直ぐに発話できます。 - 任意の音声や会話シーンの作成
⇒ ユーザーの好みの言葉や文章、会話シーンを自由に設定可能 - 設定データ(音声データなど)のバックアップ
⇒ 一度録音した音声データを他の端末でも使用可能
ここが便利!
- 音声の選択はアイコンをタップするだけ。
- 面倒なキーボードでのテキスト入力は不要です。
- 会話シーン別に使う音声を分類して管理します。
- 会話シーンによって、使うであろう言葉は大体限られます。
- それらを予め分類・管理して、それらの音声だけを画面に表示するので、使いたい言葉を探すのが簡単です。
- たくさんの言葉の中から探す必要がないので、直ぐに話したいことを声にできます。
- タブレットなので、見やすく、操作が簡単、持ち運びに便利です。
- PC用ソフトではないので、直ぐに立ち上げて使えます。PCの操作に不慣れな方でも簡単に操作できます。
- 携帯電話のように小さな画面ではなく、タブレットの大きい画面で見やすいです。
- タブレットなので、持ち運びが便利です。